2019/08/28
・睡眠には、
「脳の睡眠」と、
「身体の睡眠」の
二種類があると言われています。ぐっすり寝てしっかりと脳疲労を取る脳睡眠は前半に、身体の睡眠は後半に現れるとされています。
よく「何時間寝たら良いですか」と質問されることがありますが、時間で言うと、ある調査では平均七時間という回答を目にしたことがあります。
が、我々医師としては、「睡眠」という人体の回復機能においてはその時間よりも『質』に焦点をあてています。(睡眠の質、充電力、回復力)
「脳の睡眠」には、『雨風しのげる場所の確保、他の動物に襲われる危険がない、などの生命レベルでの安全な場所、さらに、生きている上での満足感、明日への希望や保証』など、基本的安心感が必要です。これらは熟眠感に欠かせません。
入眠が良くて、その後の睡眠の深さや、起床時のすっきり感、朝に湧き上がる意欲などに自身があれば、「充電力、回復力」があると言えるでしょう。
寝入りが良い、とか、長時間寝られてるいからという尺度よりも、『質の良い睡眠』という概念が大事だと考えています。
今日は睡眠のお話でした。参考になれば幸いです。
「脳の睡眠」と、
「身体の睡眠」の
二種類があると言われています。ぐっすり寝てしっかりと脳疲労を取る脳睡眠は前半に、身体の睡眠は後半に現れるとされています。
よく「何時間寝たら良いですか」と質問されることがありますが、時間で言うと、ある調査では平均七時間という回答を目にしたことがあります。
が、我々医師としては、「睡眠」という人体の回復機能においてはその時間よりも『質』に焦点をあてています。(睡眠の質、充電力、回復力)
「脳の睡眠」には、『雨風しのげる場所の確保、他の動物に襲われる危険がない、などの生命レベルでの安全な場所、さらに、生きている上での満足感、明日への希望や保証』など、基本的安心感が必要です。これらは熟眠感に欠かせません。
入眠が良くて、その後の睡眠の深さや、起床時のすっきり感、朝に湧き上がる意欲などに自身があれば、「充電力、回復力」があると言えるでしょう。
寝入りが良い、とか、長時間寝られてるいからという尺度よりも、『質の良い睡眠』という概念が大事だと考えています。
今日は睡眠のお話でした。参考になれば幸いです。