茅場町の心療内科・精神科 茅場町メンタルクリニック

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インタビュー

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状態が良くなってハッピーになる姿を一緒に思い描きながら診療にあたっています

患者さまが元気になるために、「その日来院された方に私ができることは何か」を考え、病状を多角的にとらえたうえで、前向きな目標を設定し実行するための様々なご提案をいたします。単に、「お話をじっくり聴いてお薬を処方する」というこれまでの心療内科のイメージが変わると思います。早期発見、早期治療が理想です。困ったら、気づいたら、病が悪化する前に、早めの受診をお願いします。

医師を志したきっかけを教えてください。

幼稚園に通っていたとき幽霊を扱っているテレビ番組がはやっていたのですが、「幽霊と認識する脳の構造はどうなっているのか」と人の体に興味を持ったことが原点でした。さらに小学生のとき、その頃はまだ女性医師がポピュラーではなかったのですが、友人に「小百合ちゃんがお医者さんになったら絶対にその病院に行く」と言われたことで、女性に期待される医療の未来にすごく可能性を感じてこの道へ進もうと決めました。

医師になろうと決めてから祖母の死に直面しました。病院に駆けつけた家族はもうすぐ亡くなるという段階になって病室から出され、忙しく動いている看護師さんや血圧を測られている祖母の姿を遠目に見るしかありませんでした。最期は祖母と一緒に過ごすはずだったのが、まるで延命処置訓練を見ているようだったんです。コンプライアンスなどのこともあると思うので仕方がないとは思うのですが、「人の気持ちに寄り添う医療を提供しよう」と強く思った瞬間として今も覚えています。

心療内科を専門とした理由を教えてください。

大学の人間工学の授業を通して、職業病や人にとって優しい環境やコミュニケーションのあり方を学んだこと。また患者さまに寄り添いながら元気になる過程を支えたり、ご家族のつらい部分をフォローしたりできる医療を提供したい思いから心療内科を選びました。

心療内科は「疲れたな」という段階からアプローチができて、笑顔で生活を送れるところまで応援できる生活に身近な診療科だと思っています。患者さまの症状が改善し、ハッピーになっていく姿を一緒に思い描いて治療をすることが、私にとってのやりがいです。

初めて来院される患者さまへ心がけていることを教えてください。

患者さまのお話を丁寧に聴くことが診療のベースにあります。それに加えて薬の処方、その方の体に起きている生理現象や病気の説明、健康に役立つ情報、休職の判断など「その方が今何を必要としているか」を見極めること。そして「今日私が何をできるか」をできる限り考えて提供することが務めだと思っています。

また、初診のカウンセリングでは中長期的な目標も患者さまと一緒に考えていきますが、同時に短期間の小さな目標が目の前にある状態を目指します。他人に話すだけでも気持ちの整理を付けることはできますが、初診時に明確な目標が定まることで肩の荷を下ろしてご自宅に帰っていただけると思っています。

インテリアや空間作りのこだわりありますか?

誰でも心が弱っているときは外部からの刺激に敏感になりがちです。ですから、患者さまには壁際に設置したカウンターの1人がけの席に、壁の方に向いて座っていただいています。視覚からの情報を減らしつつ、患者さま同士が近づきすぎない距離を取ることでプライバシーに配慮しました。

院内の色調、は落ち着いて過ごしていただけるように淡く優しい白と茶系で統一しています。また、不安を抱かれて来院される方々がリラックスしてお待ちできるように音楽を流しています。

ストレス発散方法を教えてください。

当院で指導してくださるパーソナルトレーナーのレッスンを受けてジョギングやストレッチをおこない、生活の中に運動を取り入れています。またアクティブな時間を過ごす一方で、塗り絵や刺しゅうをして落ち着いた時間を過ごしています。繊細な色のグラデーションを見るのは楽しいですし、色の移り変わりを表現するために作業に集中していると悪い考えや嫌な思いをシャットアウトすることもできます。

ほかにも、患者さまから教えていただいたお勧めの場所、お店、本、グッズなどを検索して実際に行って見たり体験したりして楽しんでいます。人に教えていただかないとわからない情報もあるので、自分の知識を広げることにもなり、癒やしにもなっています。